来月はいよいよピティナ・ピアノコンペティションが始まります。ピティナ コンペティションとは日本最大級のピアノコンクールです。
学校のある日もお休みもずっと楽譜と音源に向き合う数カ月。しかし本番はたった一度。舞台に立つ緊張感は計り知れません。毎日の練習が続く中で「もう嫌！」と思うことばかりのはずです。
実際、私も娘の挑戦を何度も見守りながら、喜んだり怒ったり泣いたり……感情のジェットコースターを体験しました😅。舞台は大学へと移りましたが、きっとこれからも続くのでしょう。
それでもコンペに挑戦する理由を４つほど。
【① 具体的な目標ができる！】
日々の練習に明確なゴールが生まれ、目的意識を持って努力できます。
【② 集中力と忍耐力が育つ！】
本番に向けて同じ曲を掘り下げ続けることで、精神面が大きく鍛えられます。
【③ 音楽性が格段に高まる！】
一音一音を丁寧に見つめ直す過程で、作品への理解が深まり、表現の幅が広がります。
【④ 舞台経験が大きな自信になる！】
暗譜で弾き切った瞬間の達成感は、結果がどうあれ親子にとってかけがえのない宝物です。
結果だけに目を向けるのではなく、そこへ至る「過程」こそが何より大切だと思います。ピアノは誰も替ってあげられない“自分との闘い”ですが、保護者さんの支えは欠かせません。
えらそうに書きつつ、私自身は娘のコンペでは感情的になり反省したこともしばしばです🙏
今日は休日にもかかわらず、生徒さんたちが笑顔でレッスンに来てくれました。それぞれが思い描く音色に一歩ずつ近づけるよう、私も全力でサポートさせてもらいたいです。
